ネット利用者はよく読まない、その1

紙の媒体と違い、基本的にネットユーザーは驚くほど素っ気ない。

理由は主に二つある。

1.2000年以上ある紙の歴史(中国甘粛省から出土した紙が世界最古といわれている)に比べ、ネットの文化はせいぜい15年、人間の脳がモニター越しに文字を読むということにまだまだ慣れていない。

2.ネットは基本的に無料であるため、有料の小説や雑誌と違い、読むことに対して真剣みが今イチ足りない。

まず、1から。最近はkindleFire(キンドルファイヤー)などで電子小説を読む習慣も増えてはいるが数にするとまだまだ少数、小説をモニター越しに読むということに対して嫌悪感を覚える人の方が圧倒的多数である。もしかすると、生まれた時からネットがあった今の二十代以下の世代が中心になるとむしろ紙に対して嫌悪感を示す時代がくるのかもしれないが(個人的には全くそう思っていない)、現状、小説でもいい、漫画でもいいのだが、紙製の本とモニター越しに読む場合とを比較した場合、具体的な割合は分からぬし、世代によっても全く違った結果になるだろうが、なんのかんのいっても8割以上の人たちが紙を選ぶと思う。

続いて、2。当然、有料のコンテンツを除けば基本的にネットは無料である(実際はパケ代などのインターネット接続料は掛かるのだが)。無料のものを真剣に読めというほうが無理な相談だと思う。数百円でもいいが、実際に身銭を切ったものであれば真剣に読むが、所詮はタダである。ホームページとは突き詰めると無料で読ます代わりに何かを売りつける商業媒体であるものが大半だ。個人のブログであっても、ブランディング戦略の一端であったり、或いは本人の意図とは別に何らかの広告が貼り付けてあったりする(アメブロやライブドアなどの無料ブログなど)。諦めの境地というべきか、良くも悪くも皆、一歩引いて見ている(読んでいる)のが実情だと思う。

次回はどうすればサイト内の文章を読んでもらえるかを考えてみたい。