ホームページ制作の流れ
「何から始めたらいいの?」という方にも安心してご依頼いただけるよう、リアライズでは明確な制作ステップを設けています。茨城・水戸を中心に数多くの企業ホームページを手がけてきた私たちが、丁寧にサポートいたします。
リアライズのホームページ制作ステップ
以下のステップで、お客様のご要望を形にしていきます。ご不明点はいつでもお気軽にご相談ください。
1.ご提案
ホームページ制作の大まかな流れをご説明いたします。リアライズでは、可能な限りお客様との対面でのお打ち合わせを大切にしています。これは、一度きりの制作ではなく、長く信頼関係を築いていくためです。
ご希望があれば、店舗・事務所への訪問やご来社、またはお電話・メールなど非対面でのご相談にも対応可能です。まずはお気軽にご相談ください。
打ち合わせでは、お客様の業種やサービス、競合状況、地域性、ターゲット層などを総合的にヒアリングし、最適なホームページ制作プランをご提案いたします。たとえば、スマホユーザーが多い業種にはモバイル重視の設計を、企業向けのBtoBサイトにはパソコンでの閲覧性を重視するなど、目的に応じた構成をご提案します。
リアライズでは、不必要な機能や高額なプランを押し付けることは一切ありません。お客様にとって本当に必要な機能・構成だけをご提案しますので、安心してご相談ください。
事業開始前に法令の確認を
事業の内容によっては「○○許可」や「○○県公安委員会届済」なども法令上の許可が必要な場合があります。これらの認識がなく、新事業を始めると、業務開始後に必要な許可がないことが発覚して、行政の指導を受けたり、最悪の場合、業務停止や検挙など、厳しい処分を受けることがありますので必ず開業しようとしている業務については法令上の許可や届出が必要であるかを調べておく必要があります。
たとえば、最近は業務転換や多角化経営のため、弁当販売や食品のネット通販を考える飲食店も多いと思いますが、状況や内容によってはも営業設備の変更届出や各種製造販売の許可が必要になることがありますので、必ず最寄りの保健所や市町村役場、最寄りの商工会議所に相談してから始めてください。
その他、様々な法令上の決まりがありますが、残念ながら我々もすべての法律に詳しいわけではありませんので、事業者の責務として、開業前にご自身が営もうとしている事業は果たしてなにも許可や届出が必要ないのか、必要資格の有り無しなど、茨城県県庁や各市町村役場、商工会議所、若しくは弁護士、司法書士、行政書士など、法律に詳しい方に一度ご相談することをお薦めいたします。
飲食業での要注意
食品衛生法に基づく営業許可
◆仕出し、弁当販売→営業設備の変更届出等
◆手作りケーキ・菓子のテイクアウト、ネット通販→菓子製造業許可
◆焼肉・バーベキュー用のお肉持ち帰りセット→食肉販売業許可
◆冷凍食品の製造・販売→食品の冷凍または冷蔵業許可
その他よくあるご相談
◆手作り石けんやオリジナルの化粧品を販売した→医薬品製造販売業許可
◆中古品を売買したい→古物商許可
◆旅行プランを作り、宿泊予約やチケット手配を代行して来客誘致をしたい→旅行業登録
◆人材紹介やマッチングをしたい→人材派遣・職業紹介業許可
◆探偵や調査業務を行いたい→探偵業の届出
◆エアコンや防犯カメラの取付・取り外し→電気工事士の資格が必要
このように、業種によっては思わぬ法的義務が発生することがあります。法的な不備によって事業の停止や罰則を受けるリスクを避けるためにも、開業前に必ず管轄機関や法律の専門家に相談されることをおすすめします。
2.ホームページ制作のお申込み
ご提案した企画書・お見積もり内容にご納得いただけましたら、正式にお申込み・ご契約の手続きに進みます。リアライズでは、後々のトラブルを防ぐため、内容を明確にした契約書を必ず取り交わしております。
なお、契約書は法的に有効な書式でご用意しつつも、難解な文言や細かすぎる表記で不安を与えるような内容にはしておりません。担当者がすべての条項を一つずつ分かりやすくご説明いたしますので、初めての方でもご安心ください。
万が一、不明点や気になる点がありましたら、その場で遠慮なくご質問ください。お客様にご納得いただけるまで、誠実に対応いたします。
3.ヒアリング
ホームページ制作の第一歩は、依頼者様の想いや目的を深く理解することです。リアライズでは、制作前に徹底したヒアリングを行い、依頼者様のビジネス課題やニーズを明確化することを重視しています。丁寧なヒアリングを行うことで、以下のような具体的なメリットがあります。
目的に合ったデザインの提供
依頼者様が目指す成果(集客、ブランド向上、情報発信など)に最適なデザインと構造を実現します。
ターゲットに合わせた戦略設計
顧客層や業種特性に応じた、効果的な導線設計・構成をご提案します。
無駄のない制作進行
初期段階で方向性を共有することで、修正回数を最小限に抑え、スムーズに進行できます。
ヒアリングでお伺いする内容
以下は、ヒアリング時に確認させていただく主な項目です。ご要望や懸念がありましたら、遠慮なくお聞かせください。
(1) サイトの目的とゴール
ホームページを通じて達成したい目標(例:新規顧客の獲得、サービス周知、採用強化、EC展開など)
想定するターゲット層(年齢、性別、職業、地域など)
ビジネスモデルによっては、受注は親会社経由のため、ホームページは名刺代わりにあればよいという場合もあるかと思います。その際は会社案内パンフレットに近い構成をご提案します。また、採用目的が主であれば、求職者の心に響くコンテンツ構成をご提案します。
(2) デザインとイメージ
ご希望のデザインの方向性(シンプル・高級感・ポップ など)
参考サイトや好みのデザイン事例(URLなど)
使用したいロゴ、ブランドカラーの有無
(3)コンテンツの内容
掲載予定の情報(会社案内、商品・サービス紹介、実績など)
必要な機能(例:お問い合わせフォーム、ブログ、予約システム)
写真・動画など素材の提供可否
(4) SEO・マーケティング戦略
重視したい検索キーワードや対策範囲
SNS・広告・他媒体との連携希望の有無
4. 要件定義・仕様策定
ホームページ制作における要件定義・仕様策定は、成功するサイトを実現するための最も重要なプロセスの一つです。リアライズでは、ヒアリングで伺った内容をもとに、お客様のビジネス目標・ニーズを明確化し、それらを具体的な仕様に落とし込んでいきます。
まず、ホームページに期待する目的・ゴール(例:集客・情報発信・ブランド向上・EC強化など)を明確に設定します。そのうえで、ターゲットユーザーの年齢層・職業・地域・ニーズなどを分析し、目的に合致した機能・構成・導線を設計します。
主な検討項目の例:
・お問い合わせフォーム
・予約システム
・ブログ機能
・オンライン決済機能
・Instagram / YouTube / X(旧Twitter)などSNS連携
これらの機能は、業種や目的に応じて必要性と優先順位を検討し、お客様と共有しながら決定していきます。
また、コンテンツ面では以下のような情報を過不足なく構成します。
・会社概要、サービス紹介、商品情報
・実績紹介(導入事例)、FAQ、アクセス情報 など
デザイン面においても、企業のブランドイメージやターゲット層に合わせて、カラー、レイアウト、フォントなどを丁寧に設計し、理想のデザインを具体化していきます。
加えて、SEO対策やモバイル対応についてもこの段階で方向性を決定します。ターゲットキーワードやコンテンツ構成を計画し、リアライズではスマートフォンやタブレットでも見やすいレスポンシブデザインを標準で採用しています。
最後に、公開スケジュール・ご予算の確認を行い、スムーズに進行できる体制を整えた上で、次のフェーズへと進みます。
5. ホームページ制作着手
お申込み・要件定義が完了しましたら、いよいよホームページの制作に着手します。
まずは、ホームページの目的・用途・更新頻度に応じて、使用するシステムを決定します。WordPress、HTML5、ショップ構築ツール(メイクショップ、ベイス、Eストアーショップサーブ、EC-CUBEなど)から最適な方法をご提案します。
ネットショップ以外の通常サイトについては、検索エンジンに強く、運用性にも優れたWordPressを基本とし、特別なご要望がない限りこちらで制作を進めます。
※現在、Movable Type(ムーバブルタイプ)での制作は行っておりません。Movable Typeをご希望の場合は、申し訳ありませんが制作をお断りさせていただいておりますので、あらかじめご了承ください。
6. 仮アップ後の検証・修正
検証と修正は、完成度を高めるために不可欠な重要プロセスです。リアライズではサイト制作が完了した後、公開前に徹底したチェックを行い、問題点を洗い出して修正することで、安心して運用をスタートできる状態に仕上げます。
まず、動作検証ではリンク切れ、フォームの送信確認、表示スピードのチェックを行います。また、スマートフォン・タブレットなど各種デバイスでの表示確認を行い、レスポンシブデザインが正しく機能しているかを入念に確認します。
さらに、Google Chrome、Safari、Firefox、Microsoft Edgeなど主要ブラウザでの互換性も検証し、どの閲覧環境でも快適なユーザー体験を提供できるよう調整します。
コンテンツ面では、掲載情報の正確性、誤字脱字、画像や動画の品質をチェック。説明文やキャッチコピーがターゲットユーザーに訴求力のある内容</strongになっているかも見直します。
また、SEO対策として、タイトルタグ、メタディスクリプション、キーワードの配置を再確認し、検索エンジンでの上位表示を目指した最適化を行います。
修正作業では、技術的な不具合の解消はもちろんのこと、お客様からのフィードバックを反映して完成度を高めます。デザインの微調整や機能追加、文言の変更などにも柔軟に対応いたします。
公開後に見つかる可能性のある改善点にも迅速に対応できるよう、リアライズではアフターサポート体制も整えております。
初めてホームページを作る方でも専門用語を使わず、わかりやすくご説明しますのでご安心ください。疑問やご希望があれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
7. 制作期間
制作期間の目安は以下のとおりです。
・簡易式ホームページプラン: 約1週間前後
・一般的なホームページ制作: 約30日前後
・ネットショップ制作: 約40日前後
※上記はあくまでも標準的なスケジュールです。
お客様よりご提出いただく掲載用のテキストや写真素材のご準備状況により、制作期間は前後いたします。スムーズな進行のためにも、写真や文章は余裕を持ってご用意ください。
8. ホームページの正式公開
ホームページの制作が完了しましたら、いよいよ正式公開</strongとなります。
ご希望に応じて、以下の無料サポートを行っております。
・Googleサーチコンソールへの登録(旧ウェブマスターツール)
Googleが提供する無料の管理ツールで、検索エンジンへのインデックス登録や表示状況の確認、検索キーワードの分析、使用言語・対象国の設定などが行えます。
・Googleマイビジネス(現Googleビジネスプロフィール)への登録
Googleマップ上に店舗情報を掲載し、営業時間・所在地・店内写真・Webサイトリンクなどを表示できます。地域密着型の事業者様には特におすすめの機能です。
これらの登録を行うことで、検索エンジンからの流入や地域ユーザーへの可視性が向上し、ホームページの効果をより高めることができます。
9. ホームページ運営のサポート
テストアップや公開直後には気づかなかった不具合や誤表示が、しばらく経ってから判明することがあります。また、お客様からのご指摘によって掲載内容の誤りに気づくケースも少なくありません。
制作会社によっては納品後の修正に追加費用がかかることもありますが、リアライズでは公開から1年間は無償更新サービスが付帯しておりますので、安心して運営をスタートしていただけます。
1年経過後も、ご希望により継続的な保守契約を締結することが可能です。
保守契約では、以下のようなサポートをご提供しています:
- テキスト・画像の軽微な修正
- WordPressのアップデート対応
- プラグイン更新・互換性チェック
- セキュリティ対策・定期バックアップ
- Googleサーチコンソール・アナリティクスのモニタリング
リアライズは納品後の運用も重視し、ビジネスが軌道に乗るまでの継続支援体制を整えております。初めてホームページを運営する方も、どうぞお気軽にご相談ください。
- レンタルWEBサーバー・ドメイン契約の管理
- WEBサーバーの監視・障害対応
- CMSなどの保守管理とバックアップ
- データのバックアップ
- 値段の修正、写真の更生など軽微な修正(追加で新たなページを作成する場合は別途見積)
- 操作方法などテクニカルサポート
- SEO対策・WEBマーケティングの簡易サポート
一年間の無償メンテナンス期間が終了した後は、年間30,000円(税込)の保守契約料をご負担いただくことで、引き続き上記サポートサービスをご利用いただけます。
※ただし、アクセス解析や運用コンサルティングは含まれておりませんので、ご希望の際は別途ご依頼ください。
また、お客様ご自身での管理や、別のご担当者・外部業者様に保守管理を委託されることも可能です。
実際に起こりえる不具合の例
インターネットの技術は日進月歩で進化しています。わずか数年で使われなくなる技術もあり、例えばかつて主流だったFlash(フラッシュ)動画は、現在は検索評価に悪影響を及ぼす存在となり、使用が推奨されていません。
OSのアップデートによる表示の崩れ
WindowsではInternet ExplorerからEdgeへとブラウザが変更され、表示環境も大きく変化しました。また、AndroidやiOS(iPhone等)といったスマートフォンOSも頻繁にアップデートされており、その影響でレイアウト崩れや動作不良が発生する可能性があります。そのため、定期的なメンテナンスが重要です。
サーバーセキュリティへの対応
マルウェア感染やハッキングなどによるWebサイトの改ざんも現実的なリスクです。弊社ではWordPressに特化した復旧サービス「WordPress救急隊」も運営しており、月に複数件の改ざん修復依頼をいただいております。
万が一、公式ホームページが破損・改ざんされると企業の信用低下に直結し、Googleのブラックリストに登録され検索結果に表示されなくなるリスクもあります。こうした事態を未然に防ぐためにも、レンタルサーバーのセキュリティ対策は非常に重要です。