ホームページ制作の流れ
1.ご提案
リアライズでは原則お客様と直接お会いしてからの制作になります。弊社の制作者がお客様の店舗・会社にお伺いするか、またはお客様にご来社をお願いいたしております。ホームページを制作するということはこれから長いお付き合いになるため、リアライズではできる限り対面でのお打ち合わせをお願いしております。
但し、新型コロナウイルス感染防止のため、電話やメールでお打ち合わせをしたいというお客様は電話、メールでお打ち合わせいたします。ご希望の方法をお知らせください。
打ち合わせではまず、競合するライバル会社(ライバルサイト)、市場規模、地域性、商圏、顧客の階層などを総合的に検討し、お客様に合った最適なホームページ制作プランをご提案いたします。顧客が若年層である場合などはパソコンサイトよりも優先してスマートフォン専用ホームページをご提案する場合もあります。またホームページ利用者の対象が個人ではなく、企業間取引(いわゆるBtoBビジネス)であればスマホサイトはあえて重要視せずパソコンに特化したホームページの制作をご提案いたします。いずれにしましてもあくまでもお客様の側に立ち、最適なプランをご提示します。値段を吊り上げようと、高額な費用が掛かり、本来不要な機能をむやみにお勧めするようなことは決していたしません。
新しい事業始める前に要確認
事業の内容によっては「○○許可」や「○○県公安委員会届済」なども法令上の許可が必要な場合があります。これらの認識がなく、新事業を始めると、業務開始後に必要な許可がないことが発覚して、行政の指導を受けたり、最悪の場合、業務停止や検挙など、厳しい処分を受けることがありますので必ず開業しようとしている業務については法令上の許可や届出が必要であるかを調べておく必要があります。
たとえば、最近は業務転換や多角化経営のため、弁当販売や食品のネット通販を考える飲食店も多いと思いますが、状況や内容によってはも営業設備の変更届出や各種製造販売の許可が必要になることがありますので、必ず最寄りの保健所や市町村役場、最寄りの商工会議所に相談してから始めてください。
その他、様々な法令上の決まりがありますが、残念ながら我々もすべての法律に詳しいわけではありませんので、事業者の責務として、開業前にご自身が営もうとしている事業は果たしてなにも許可や届出が必要ないのか、必要資格の有り無しなど、茨城県県庁や各市町村役場、商工会議所、若しくは弁護士、司法書士、行政書士など、法律に詳しい方に一度ご相談することをお薦めいたします。
飲食業での要注意
食品衛生法に基づく営業許可
◆仕出し、弁当販売→営業設備の変更届出等
◆手作りケーキ・菓子のテイクアウト、ネット通販→菓子製造業許可
◆焼肉・バーベキュー用のお肉持ち帰りセット→食肉販売業許可
◆冷凍食品の製造・販売→食品の冷凍または冷蔵業許可
その他よくあるご相談
◆手作り石けんやオリジナルの化粧品を販売した→医薬品製造販売業許可
◆中古品を売買したい→古物商許可
◆旅行プランを作り、宿泊予約やチケット手配を代行して来客誘致をしたい→旅行業登録
◆人材紹介やマッチングをしたい→人材派遣・職業紹介業許可
◆探偵や調査業務を行いたい→探偵業の届出
◆エアコンや防犯カメラの取付・取り外し→電気工事士の資格が必要
新たなサービスをするときは必ず法令上の許可・届出の有無を確認してください。また、今まで従事していた職業から独立して同じ職業をする場合にも注意が必要です。元の会社がなにも届出を出していなかったら自分も大丈夫だろうと安易に考えて開業すると、実は様々な法律上の制約を受ける職業だったということがあります。
2.ホームページ制作のお申込み
弊社の提案する企画書にご納得頂けた場合は正式なお申し込みとなります。後々のトラブル防止のため正式な契約書を交わします。
リアライズではコンプライアンス遵守を徹底しているため、細かい文字で見づらい契約書ではなく、担当者が条項を一つ一つ懇切丁寧にご説明いたしますからご安心ください。ご不明な点や不審な点がございましたら遠慮なくお申しつけください、誠実に対応いたします。
3.ヒアリング
ホームページ制作の第一歩は、依頼者様の想いや目的を深く理解することです。当社では、制作に先立ち徹底したヒアリングを行い、依頼者様のニーズや課題を明確化することを重視しています。ヒアリングを丁寧に行うことで、次のようなメリットがあります。
目的に合ったデザインの提供
依頼者様が目指す成果(集客、ブランド向上、情報発信など)に最適なデザインと構造を実現します。
ターゲットに合わせた戦略設計
お客様の顧客層やビジネスモデルに合わせて、効果的な構成をご提案します。
無駄のない制作進行
初期段階でしっかりと方向性を共有することで、後からの修正やすれ違いを最小限に抑えます。
ヒアリングでお伺いする内容
以下は、当社がヒアリングで確認させていただく主な項目です。お客様のビジョンを実現するために、ぜひ率直なご意見をお聞かせください。
(1) サイトの目的とゴール
ホームページを通じて実現したいこと(例: 新規顧客の獲得、サービスの周知、オンライン販売など)
ターゲット層(年齢層、職業、地域など)
なかには受注は親会社からの下請け業務のため、ホームページは名刺代わりにあればよいといったビジネス形態もあると思います。そういった場合は会社案内のパンフレットのように制作します。また、集客よりも求人のために必要なケースもあるかと思います。求人が目的の場合は求職者の心に響くホームページを制作いたしますのでお気軽にサイトの目的をお伝えください。
(2) デザインとイメージ
希望するデザインの方向性(例: シンプル、ポップ、高級感など)
他サイトで参考にしたい例(URLや特徴)
ブランドカラーやロゴの使用
(3)コンテンツの内容
掲載したい情報(会社概要、サービス内容、商品紹介、実績など)
必要な機能(例: 問い合わせフォーム、ブログ、予約システム)
写真や動画など、素材のご提供可能性
(4) SEO・マーケティング戦略
想定する検索キーワード
SNSや広告との連携の希望
3.要件定義・仕様策定
ホームページ制作における要件定義・仕様策定は、成功するサイト構築の土台となる重要なプロセスです。リアライズでは、ヒアリングをもとにお客様のビジネス目標やニーズを深く理解し、最適な形で反映するための計画を立てます。まず、お客様がホームページに求める目的やゴールを明確にし、集客や情報発信、ブランドイメージの向上、またはオンライン販売の強化など、それぞれのビジネスに応じた具体的な目標を設定します。その上で、サイトを利用するターゲットユーザーを明確化し、年齢層や職業、地域・対象エリア、ニーズなどを分析することで、ターゲットに響く内容や機能を設計します。
機能や構成については、問い合わせフォームや予約システム、ブログ機能、オンライン決済機能、インスタグラムやYouTube、X(旧ツイッター)などのSNS連携、お客様の業種や目標に合った要素を検討し、必要に応じて優先順位を付けます。さらに、サイトに掲載する情報として、会社概要やサービス内容、商品情報、実績紹介、よくある質問、アクセス情報など、訪問者が知りたい情報をしっかり網羅する構成を提案します。また、デザイン面では、企業のブランドイメージやターゲット層に合わせて、カラー、レイアウト、フォントなどのビジュアルを調整し、お客様の理想に近いデザインを具体化します。
SEO対策やモバイル対応についても、この段階で大まかな方向性を決定します。検索エンジンでの上位表示を目指すためのキーワード選定やコンテンツ構成を計画し、リアライズではスマートフォンやタブレットでも快適に閲覧できるレスポンシブデザインを標準採用します。さらに、公開スケジュールや予算も明確にし、お客様との合意を経てプロジェクトを進行させるためのスムーズな環境を整えます。
4.ホームページ制作着手
お申し込み後はホームページの制作に取り掛かります。
ホームページの運営目的に沿って、ワードプレス、HTML5、ショップ作成ツール(Eストアーショップサーブ、ECキューブ等)などを使用するかを決定します。なお、ネットショップ以外の通常ホームページの場合、お客様からの特別な指示がない限り、検索エンジンに強いワードプレス(WordPress)使ってホームページを制作いたします。
※注意、現在はMovable Type(ムーバブルタイプ)を使っての制作は行っておりません。Movable Type(ムーバブルタイプ)を使ったホームページ制作をご希望のお客様は制作をお断りさせて頂きます。
5.仮アップ後の検証・修正
検証と修正は完成度を高めるための重要なプロセスです。リアライズではサイトが制作が完了した後、公開前に徹底的な検証を行い、問題点を洗い出して修正を加えることで、安心して運用をスタートできる環境を整えます。
まず、検証段階では、サイトの動作確認を行います。これには、リンク切れの有無やフォームの正常動作、ページの読み込み速度の確認などが含まれます。また、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスでの表示確認を行い、レスポンシブデザインが適切に機能していることをチェックします。さらに、主要なブラウザ(Google Chrome、Safari、Firefox、Microsoft Edgeなど)での互換性も確認し、どの環境でも一貫したユーザー体験を提供できるようにします。
コンテンツ面では、掲載情報の正確性や誤字脱字の有無を確認します。画像や動画のクオリティ、説明文やキャッチコピーの内容がターゲットユーザーに響くものになっているかも見直し、必要に応じて修正を行います。また、SEOの観点から、タイトルタグやメタディスクリプション、キーワードの適切な配置を再チェックし、検索エンジンでの上位表示を目指します。
検証後の修正作業では、技術的な不具合の修正だけでなく、依頼者様のフィードバックを反映し、より満足度の高い仕上がりを目指します。例えば、デザインの微調整や機能の追加、コンテンツの変更など、お客様からのリクエストにも柔軟に対応します。また、検証・修正が完了した後も、公開後に見つかる可能性のある不具合や改善点に迅速に対応するアフターサポート体制を整えています。
リアライズでは、これらの検証・修正プロセスを通じて、高品質なホームページを提供し、依頼者様のビジネス成功をご支援いたします。安心して運用を始められるよう、公開までのすべての工程において丁寧な対応を心がけています。また、はじめてホームページを作られる方で流れがわからない方でもご安心ください。リアライズでは制作の担当者が専門用語を使わず丁寧にご説明いたします。疑問点や伝えたいことがございましたら遠慮なくお申し付けください。
6.制作期間
簡易式ホームページプランの場合、1週間前後、一般的なホームページ制作の場合ですと30日前後、ネットショップですと、40日前後頂いております。
※制作日数はあくまでも目安です。お客様にご提出頂く、テキスト(掲載する文章)や写真が遅れますとその分完成も遅れます。余裕を持って計画を立て、写真や文章をご用意してください。
7.ホームページの正式公開
ホームページ完成後は正式公開となります。
ご希望により、無料でグーグルサーチコンソールツール(旧ウェブマスターツール) 登録とグーグルマイビジネス登録を行います。
※グーグルサーチコンソールツール・・・サーチコンソール(Search Console)ツールとは、グーグルが提供するホームページ管理者向けの無料ツールであり、サイトの問題点や速やかなインデックス登録、使用言語・利用国の選択、検索ワードの確認などが行えます。
グーグルマイビジネス・・・グーグルマップ、WEBサイトアドレス、営業時間、地図、店内の写真などを登録できるサービス
8.ホームページ運営のサポート
テストアップ時や公開後のチェックで気付かなかった不具合が、暫く経ってから気付くこともあります。また、顧客に指摘されて誤った情報が掲載されていることに気付くこともあります。制作会社によっては納品後(ホームページの公開後)の修正は追加費用が発生するところもありますが、リアライズでは1年間の無償更新サービスがついておりますのでご安心ください。また、ホームページ公開から一年後は再度保守契約を結ぶことが出来、保守契約の内容は以下の通りになります。
- レンタルWEBサーバー・ドメイン契約の管理
- WEBサーバーの監視・障害対応
- CMSなどの保守管理とバックアップ
- データのバックアップ
- 値段の修正、写真の更生など軽微な修正(追加で新たなページを作成する場合は別途見積)
- 操作方法などテクニカルサポート
- SEO対策・WEBマーケティングの簡易サポート
一年間のメンテナンス無償期間後は年間3万円の保守契約料をお支払いいただくことで上記のサービスが有効になります。但し、アクセス解析や運用コンサルティングは含まれませんのでご注文ください。また、自社で管理をする、或いは別の方や別の業者に依頼するということも可能です。
実際に起こりえる不具合の例
インターネットの世界はまさに日進月歩です。日々どんどん技術が進化しており、わずか数年で技術が使われなくなってしまうということも少なくなく、事実、一時隆盛を誇ったフラッシュ動画など、現在は使用が認められておらず、検索結果にもフラッシュの使用は悪影響を及ぼします。
OSのアップデートによる表示の崩れ
インターネットエクスプローラー(通称IE)がedgeに変わり、パソコンのブラウザも大幅に変わりました。また、Android、iOS(Appleが開発・提供する、iPhoneとiPod touch向けのモバイルオペレーティングシステム)など日々刻々と変化しており、OSが変わるたびに不具合が生じることも可能性としてはゼロではありませんのでメンテナンスが必要になります。
サーバーセキュリティへの対応
マルウエアやウイルス感染など、サーバーセキュリティをしっかり行っていないと、ホームページやブログが改ざんされてしまったということが起こりえます。弊社では別事業としてWordPress救急隊というWordPressに特化したサイトの修復サービスを行っていますが、月に何件もサイト改ざんの修復依頼を受けます。オフィシャルのホームページが破損してしまうと、顧客からの信用も低下してしまい、場合によってはGoogleのブラックリスト判定に引っかかって、企業名を検索してもヒットしないという事態にも陥る可能性があります。レンタルサーバーのセキュリティ管理は大変重要です。