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勝者が総取り

ネットの世界は「勝者が総取り」、「一強他弱」と呼ばれています。

一般的にネット検索をした場合、1ページ目の検索結果だけで80%以上が決まってしまい、1ページ目の1番上に表示される業者が40%のシェアを占めてしまうというデータがあるぐらいです。

確かに業種業態によって異なりますので単純に検索結果1ページ目の1番上の業者(WEBサイト)が総取りをしてしまうということではない反面、業種業態によっては40%どころか、60%以上のシェアを獲得しているということももちろんあり得ます。

たまにこういうことを言うと、「一番上に載っている●●●という業者、あそこは手抜き工事で評判が悪いぞ」という同業他社の経営者さんがおられますが、確かに仰る通りネット検索の結果と実際の評判はまったく別物です、なんとなく検索最上位に表示されている商品を購入してみたら使いものにならないポンコツだったということは私自身何度も経験しています。

しかし、まさしく私のこの行動こそがネット検索の真理でもあると思うのです。

手前味噌ですが、普段からWEB制作やSEO対策の仕事をしているのである程度はネットに関する知識はあると自負しています。それでも、なにか商品やサービスを購入しようとするときには上記のような失敗を犯してしまいます。ある程度ネット検索に長けたプロもどきの私ですら言葉は悪いですが騙されてしまいます。

騙すことの善悪はむろん語るべきまでもありませんが、それだけネット検索上位に表示されることが大切だということだと思います。

私はこういうスタンスでSEO対策を普段から行っているのですが、どうしても承服してくれない方が一定数いらっしゃいます。検索結果と自身のこだわりが見事なまでに乖離しているという事例です。例えば「講師」という言葉に強いこだわりがある家庭教師さんがいらっしゃるとします。家庭教師というぐらいですから普通は「教師」だと思いますが、自分は講師であるぞという強いこだわりがあり、こだわりがあるのはもちろん自由ですが、どうしてもそのこだわりから集客を切り離せません。

当然ネット集客で売りにするのは「講師」ではなく、間違いなく「教師」です。私が無知なだけかもしれませんが、「家庭講師」といっている人を50年近く生きてきて未だ見かけたことがありません。一般的に講師とは塾や予備校などで教壇に立って教える方を教師というのではないかと思うのです。対して一対一のマンツーマン指導の場合は教師が一般的だと思います。

もちろん、講師という言葉を元に家庭教師を探す保護者の方がいないとは言いません。

でも、それを言い出すとキリがありません。100人中80人が探すキーワードと100人中3人が探すキーワード、どちらを主軸にするかといえば言うまでなく前者です。

職業や商品、サービスに強いこだわりがあるのは結構だと思います、そのこだわりをプライドと言い換えてもいいかもしれません。

ただ、そのプライドも実際のビジネスに生かせなかったら所詮は絵に描いた餅でしかないように思うのです。場合によってはそのプライドが却ってネット集客の足かせになってしまうことをよく分かって頂きたいと思います。

このブログでも過去何度も述べておりますが、ホームページがあれば問い合わせの電話やメールがひっきりなしという時代はとうに終わりを告げました。今の時代、ホームページはあって当たり前ですからデザイン的に優れたホームページであってもそれだけではPR要素は極めて低いです。あとはどれだけ消費者の側に寄せるかだと思うのです。質の悪い商品をさもありなんと騙すのは言語道断ですが、商品やサービスに自信があるのであればまずは入り口である検索エンジンを意識すべきです。どんなにいい商品やサービスであっても知られなければただの自己満足です。「分かる人にだけ分かってもらえればいい」と言えるのは喰えているからこそ言える勝者の言葉です。

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