ホームページ制作・既存WEBサイトのリニューアルは茨城県水戸市のリアライズにお任せください

ブログ

お客様から受けた面白い質問

先日、あるお客様から面白い質問を受けました。

「WordPress(ワードプレス)でのホームページ制作は10年後も20年後も続きますか?」

というものです。

結論から言いますと、これは私はもちろんのこと、WordPressを開発したマット・マレンウェッグ氏ですら分からないと思います。もしかするとこの先、WordPressよりももっと拡張性に優れ、誰でも簡単にホームページを作れるWEB作成ツール(若しくはソフト)が開発され、10年後には「WordPress?まだそんなカビの生えたツール使ってんの?」と鼻で笑われるかもしれませんし、或いはWordPressが他の制作ツールの追従を許さず盤石の地位を築いているかもしれません。極めて曖昧ですが、私のような単なるWEB制作者は時代の推移を見ながら、その時々で一番ベストの選択をしていくという以外に回答はありません。

実際、今でこそ、WordPressがWEB制作のメインストリームでありますが、この流れが定着したのはまだ5年程度。2012年あたりまではサイト作成イコールhtmlというのが一般的な方法であり、私自身、パソコンのスクールではhtmlとcssを用いた従来型のホームページ制作しか習っていませんでした。そうしているうちにブログツールを使ってホームページが作れるという話がちらほらと聞こえてきたのですが、当時ブログといえばアメーバブログやライブドアブログなどのいわゆる日記、あれをどうしたら一般的な商用サイトになるのか私には皆目見当がつきませんでした。また、今でこそ、サイト作成CMSといえばWordPressを指しますが当時はMovable Type(ムーバブルタイプ)も台頭してきており、この先どちらがシェア争いを制すのか、はたまた、WordPressもMovable Typeも一過性の微熱みたいなものであり、すぐに廃れてしまうのかまったく不透明なときでもありました。結果的にホームページ制作といえばWordPressになりましたが、それはたまたま2018年の今だから言えることであって、2030年、2040年もこのままの状態なのかといえばさすがにそれはないだろうなと思います。

つまり何が言いたいかといえば、現場でサイト制作をしている制作者ですら先行きが不透明でまったく見通せないのです、ですから我々は時代のトレンドをネットや書籍などの情報から取り入れつつ、今出来ることをしっかりやるということ以外にありません。仮に10年後、WordPressが化石となっていようとも現在最強のティラノサウルスであることに違いはありません。

人間、その時に流行っているものが延々に続くと勘違いしがちです。

35年前、私が中学生だったころ、テレビゲームといえば任天堂の初代ファミコンでした。使用するソフトも数多発売され、攻略本も多数発行され、任天堂及びファミコン関連に携わる人たちはバブル景気の影響も相まってこの世の春を謳歌いたしました。延々とファミコン文化が続くと思っていたと思います。でも、今、テレビゲームといえば私自身ゲームをしないのであまり詳しくは分かりませんが、プレステ4だったり、Xボックスでしょう。数年前初代ファミコンが復刻版として再販され、話題になりましたが、あくまでもあれは私のようなアラフィフ世代が懐古趣味で購入しただけでファミコンのブームが復活したわけじゃありません。そもそも、そのテレビゲームですらスマホのソシャゲーにシェアを奪われ、相当苦戦を強いられているという話をよく聞きます。

結局、WEBの世界というのはなにがどうなるかなんてことは誰も分からないのです。出来ることといえば情報に対するアンテナを張り巡らせて人より半歩だけ前を歩くことだけだと思います。

ただ、確実にいえるのが人間というものは常に情報を欲するということです。そのためには発信するツールが絶対に必要です。形態が変わろうともホームページ自体が廃れてなくなるという事はさすがに考えにくい、ファミコン同様、優秀な技術者の手によって進化をしていくことでしょう。要はその進化の流れに乗り遅れなければよいと思うのです。

 

関連記事

ページ上部へ戻る