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キーワード出現率についての考え方

中小企業の中にもWEBマーケティングやSEO対策について勉強されている方がおられます。

そこでよく質問されるのが「キーワード比率」は何パーセントぐらいがいいでしょうかというものがあります。

ハッキリ言って私自身、キーワード比率が何パーセントが適切かなどとあまり考えておりません。確かに2010年以前はキーワードをサイトの中に詰め込めば詰め込むほど検索順位が上がりました。それゆえ、キーワードを乱用するサイトが後を絶たず、本文の下に例えばホームページ制作業であれば「ホームページ制作 サイト作成 ホームページビルダー イラストレーター フォトショップ」などと関連するキーワードを羅列することが流行りました。似たような物にワードサラダという、内容は無茶苦茶でもひたすらキーワードを羅列するSEO対策が一時流行ったことがあります。

しかし、今はそんなことをしてもまったく意味を成しません、それどころか、むしろグーグルにはスパムサイトと見なされ、検索順位が下がってしまうことさえあり得ます。

だから、キーワードのパーセンテージを意識するのではなく、単純に生身の人間が記事を読んで違和感がなくスラスラ読めるかを重視すればいいと思っております。だいたい、コンテンツの存在はグーグルを喜ばすためではなく、その情報を必要としている人のためにあるのです。情報を欲している人が変にSEO対策を意識し過ぎて読みづらい文章になっていればそれこそ本末転倒です。

また、これはサイトに滞在する時間にも影響を与えます。ユーザーが訪れたサイトの滞在時間もグーグルは計測しているといわれます、当然、すぐに戻ってしまうサイトよりもじっくりと読まれるサイトの方が価値は高いと判断します。良質な記事が書かれていれば読者は真剣に読みますし、コピペが主体の中身がスカスカの記事ではすぐに読者は離れてしまいます。だからこそ、キーワードの出現率よりも記事そのものの価値を重視しすべきです。

もちろん、タイトルタグや見出しタグ(いわゆるhタグ)にはキーワードを挿入するのは当然ですが、あくまでも記事は読み手に納得してもらえる文章を書くことが大切です。

SEO対策というと、どうしても何か裏技的なものがあると思いがちですが、実際はそんなものは存在しません。仮に何かグーグル検索の隙をついた方法が存在しても、そのようなものはあくまでも一過性であり、すぐに対策をされておしまいです。小手先のテクニックに走るよりも、読み手が欲しがる文章をひたすら書くことの方がよっぽど有意義です。その道の専門家ならではの高い知見で文章を書いて欲しいと思います。

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