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商品から攻めるのも一法

同業他社が多い店舗様に一つ提案したいのは、職種から攻めるではなく、商品から攻めるというのも一法だと思います。

たとえば、貴方が水戸市で美容室を運営していらっしゃるとします。「水戸市 美容室」と検索して、上位に表示されているのはもちろん理想ですが、エンドユーザである顧客は必ずしも「水戸市 美容室」で検索を掛けているというわけではないということです。

「水戸市 デジタルパーマ」、「水戸 デジパー」、「水戸 デジパー 上手」、などと検索していることが意外に多いのです。最近は検索の手法が以前よりも多様化し、より目的に沿った検索キーワードを入れる方が多くなっているということが挙げられます。

つまり、オフィシャルのカンパニーホームページはホームページとして運営し、美容室であれば、オフィシャルサイトとは別に、もう一つ、「水戸デジタルパーマセンター」など、商品に特化したサイトを運営するのです。もちろん、問い合わせ先はオフィシャルサイトと同様、きちんとした店舗名、電話番号、メールアドレスを明記する必要があります。

現在、ホームページがない店舗を探すことのほうが難しいくらいどこのお店もホームページが存在します。それゆえ、業種での検索はホームページの運営歴であったり、SEO対策であったり、同業他社が多ければ多いほど、なかなか上位に表示しづらいということがあります。新規で参入されたから尚更壁の高さに驚かれることでしょう。

しかし、この商品名から入る方法はまだ浸透していません。消費者の需要は確実にあるのにも関わらず、店舗の方が追いついていないという状況です。

とはいえ、東京などの大都市ではすでにこの方法は積極的に取り入れられています。インプラントやレーシックなどを受けようという人が必ずしも、「千代田区 歯科医院」や「世田谷区 眼科」などとは検索しているとは限りません。「千代田区 レーシック」、「東京 インプラント 名医」などと、検索する方が増えています。出来る歯科医や眼科医はすでに先回りして、千代田区レーシックセンターなどのホームページを作っているということです。

ホームページがあってもなかなか問い合わせがない、売り上げが増えないというのはもしかすると、見る人からするとその他大勢の一つぐらいにしか思われていないということかも知れません。一般的に検索を掛けたとき、1ページ目で8割で勝負が決まってしまうといわれています。2ページ目以降に掲載されても殆ど興味を示されないというのが厳しいかな現実です。

オフィシャルのカンパニーサイトが上位表示されるよう、SEO対策をするのも大切ですが、視点を変えて商品名から攻めてみるのも一つの方法です。ご一考よろしくお願いいたします。

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